所長 比良下 文李 (ひらした ふみい)

現在、朝早くから深夜まで、家族の介護や家事を中心とする生活を送っていますが、すきま時間を利用して、友人の協力を得ながら、教育、哲学、宇宙、脳科学、幸福など、人間の根本に関わることについて研究しています。

最近まで、文部科学省、外務省等の中央官庁の職員として、他省庁とも連携しつつ、国会議員や関係団体、国民の理解を得る努力をしながら、法律改正、新規事業の立ち上げ、危機管理対応、広報活動、予算獲得など多忙な毎日を送ってきました。

一時的には、国立大学、私立大学、独立行政法人で、理事、副学長、事務局長、教授、事務職員として、異なった立場から教育に携わる機会を得るとともに、多くの人たちから貴重な示唆をいただきました。様々なタイプの上司や部下とともに仕事をしてきましたが、多くの場合、理解ある人達に恵まれてきたと思っています。

国際関係の仕事も多くしてきました。フランスの国立科学研究センター(CNRS)、在韓国の日本国大使館、日本ユネスコ国内委員会で勤務し、国際会議にも多く出席し、外国の方々とも広く意見交換をしてきました。

若い頃から、仕事やプライベートで世界約50か国を訪れましたが、その中には、重いバッグを背負いながら、「地球の歩き方」を頼りに、基本的には歩き、安宿に泊まり、また、現地の人が行くような食堂でなんとか注文して食べる、といったことも結構してきました。そのような旅行の中で、様々な人に出会い、多様な文化に触れ、交流を行い、多くの友人にも恵まれました。

英語を使ってしっかりと外国の人とコミュニケーションできるようになるのは結構大変だと、多くの人が感じると思います。さらに、フランス語、韓国語、その他いくつかの外国語を仕事の必要上(やむを得ず?)学習してきました。確かに、それぞれの外国語の学習は大変でしたが、そのおかげで世界の多くの文化についてより深く理解できたのではないかと思っています。なお、使っていないと忘れてしまうので、いまも継続して学習しています。

2021年の夏には、そうした経験やスキルが活かせるのではないかということで、東京オリンピック2020で大会ボランティア(フィールドキャスト)をし、チームの仲間とともに海外要人(主にオセアニア地域)のアテンドをするという貴重な体験をしました。

なお、このホームページに書かれている内容については、作者の個人的経験や思索に基づくものであり、いずれかの組織の見解を表しているものではないことを、あらかじめご理解のうえ、参考にしていただければと思います。